現在の医療界は、医療費不足、医師不足に端を発する様々な医療問題が渦巻いています。
そんななか2008年8月、1982年の閣議決定以来綿々と続いてきた医学部定員削減を見直し、医学部定員を増加することが決まりました。医師不足解消へ向けて大きな一歩が踏み出されました。
今後、医師不足解消とともに重要になるのが医学教育、つまり「増やした医学生をどのようにしていい医師に育てるのか」ということです。
しかし、2008年より行われている臨床研修制度改定は、残念ながら制度の目的である「医師の教育」を見失った内容となりました。また、十分な議論を経ずに結論を出しており、今後更なる議論が必要と考えられます。
「医師のキャリアパスを考える医学生の会」では、医学教育を受けている身として、「いい医師」になるためには、どのような教育体制が望ましいかを考察し、提言にまとめました。
私達の考えに賛同いただける方は以下より署名をお願い致します。何卒ご協力よろしくお願い申し上げます。
―2009年4月17日(金)―
臨床研修制度改定についての署名2654筆を厚労省のパブリックコメントに提出しました。
署名は継続して参りますので、よろしくお願い申し上げます。